2021/08/11 鯛の仲間も色々だ。
ヘダイ・クロダイ・真鯛・石鯛・イシガキダイ・チダイ・キダイ。
網代でも色々な鯛が釣れる。
網代は一年を通して、鯛の仲間が釣れる。水温が上がると、船着き場から遠くないところで真鯛が釣れる。雨が降り続くようになれば、クロダイが釣れる。夏場近くになると、ヘダイや石鯛・イシガキダイも釣れる。沖の定置網周辺から、それを超えて漕ぎ出せば、チダイやキダイが釣れる。年間を通して、時期になれば鯛の仲間が釣れてくる。「鯛」と名前のつく魚を含めて考えると、一年間鯛釣りを楽しめることになる。
餌の確保が難しい。
網生け簀についたカラス貝「ムラサキイガイ」が簡単に取れなくなったので、石鯛やイシガキダイやヘダイは釣りにくくなった。意外に思うかもしれないが、シマアジや2キロ近いメジナもカラス貝で釣り上げたことがあった。馬入川のウナギ釣りでも、カラス貝は良い餌になった。まさに万能餌なのだ。東京湾のクロダイのへち釣りにもよく使われたし、ウミタナゴ釣りにもよく使われたものだ。カラス貝を購入できる釣具店は殆ど無くなったように思う。
最近の釣りは、ほぼオキアミが餌だ。
対象としている魚も微妙に変化し、使う餌も変わった。貝を使った釣りをすることが、めっきり少なくなっている。ムラサキイガイの代用に、アサリやハマグリを使った経験もあるが、ふんだんに使うことが出来ないので、釣果に差が出ることが多かった。ハマグリは食いもよく、よく釣れる餌なのだが、残念なことに値段が高すぎる。夏場の釣りが面白いのは、石鯛やイシガキダイを目で見ながら釣りあげることができることだ。