2021/05/28(金) 澄んだ海から、上がってくる姿にほれぼれした。
四季それぞれに、美しい魚の顔が拝める。
ソコイトヨリやハナダイも美しいが、驚くほど美しい魚がいる。
網代の釣りで楽しいのは、目を見張るほどの美しい魚が釣れることである。食味のよい魚を数多く持ち帰る楽しみもあるが、美しい魚に出会うことも楽しみの一つである。数匹しか釣れないので、いつも感動する。甘鯛のように、大型のものまで美し魚もいるが、そこそこの大きさではあるが、印象に残る魚がいる。釣れたばかりの真鯛やキダイは、本当に美しいし、イトヨリやソコイトヨリもとても美しい。
姿形の美しさと微妙な色合いの美しさに心奪われる。
あまり大きなものは釣れないが、ミノカサゴの姿はとても美しい。動きも普段はゆったりとしており、優雅な動きに魅力を感じる。鰭に毒があるので、うっかり触ると大変なことになる。縞模様と大きなひれが美しく、絵になる。金時やクルマダイ(だるま金時)も時々釣れる。鈍い光沢が何とも言えない美しさだ。これから釣れるシイラは、表面近くで掛かるので、その美しさは格別なものだ。
目を奪われる美しさ。
沖の定置網を超えて漕ぎ出すと、時折ミシマハナダイが掛かる。水深もかなりあるところから上がってくるが、美しさはずば抜けている。一日に2匹以上釣ったことはないが、喜びは大きい。大型船が定置網に着いたフジツボや貝を削って落としているのだろう?いつも釣れる場所は、牡蠣殻が着いてくることが多い。