釣れなくなった魚。

2021/08/05 見かけることがなくなった。

餌がないのか、汚れたか。

最近見かけなくなった魚は多い。

網生け簀が沢山あったころの話になるが、沢山釣れた魚が釣れなくなっている。小さな魚だが、潮が止まると必ず釣れたのが、ハオコゼだ。手で触れると痛みが走る、トゲに毒のある魚だった。最近は見かけることがなくなった。カガミダイも生け簀周りや多賀の魚礁で釣れることがあったが、最近は全く釣れない。生け簀周辺で釣れた魚は結構いたのだ。キュウセンやニシキベラもそうだし、ハタタテダイやチョウチョウウオもでっぷり太ったものが、よく釣れたのだ。そういえば、グウグウと音を出すシマアジの幼魚やイサキも顔を見なくなった。タカベやトウゴロウ鰯も釣れたが、顔を見ることがなくなった。いつしか釣れなくなったが、いなくなった時期がはっきりしない。

沿岸の汚れも関係しているのか。 

一昔前は、メジナやタカベ釣りで、初島に渡ったものだ。当時は島の周りはタカベの群れで覆い尽くされていることが多かった。足下でメジナやクロダイも釣れたし、遠投すると、真鯛やソーダ鰹、ウスバハギなどもよく釣れた。コブダイをねらって出かけたこともあった。初島まで渡るときに気になったのは、沿岸から徐々に海の汚れが広がっていく様子を見ることだった。岸近くでも、澄んだ海水が広がっていたのが、時間がたつにつれて汚れが目立つようになっていった。いまは、どのような状況になっているのだろう。船着き場近くの民宿で出してもらった「ところてん」の味を思い出した。

釣れる魚は変わっても楽しめる網代の釣り。

そういえば、イトヨリもソコイトヨリが多く釣れるようになっている。資源が少なくなると、魚体が小さくなると言うのは、釣り人の定説だが、以前は大型のイトヨリが、沖の堤防の内側で充分釣れた。しかし、最近は見かけることが少なくなったし、釣れるのはソコイトヨリが、圧倒的に多くなった。環境の変化が色々影響しているのだろうか。

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