引き続き釣れている魚たちを紹介する。水深が60㍍を超えた場所ではマトウダイが釣れる。以前は、鰯やキビナゴが養殖場周辺に大量に回遊していたので、養殖生け簀のあちらこちらで、マトウダイやカガミダイが釣れたが、今では殆ど見ることができなくなっている。沖合いで生き餌を付けて釣っているときに掛かることもあるし、釣れた小魚を捕食して釣れることもあるフィッシュイーターだ。
沖合いで釣れる魚にアジがいる。多賀寄りの水深のあるところで掛かるものはかなりの大きさである。多賀のマンション前でも、時々大きなアジが掛かることもあるが、やはり水深のあるところがよい。最近では、マアジと青アジの混血のものまで見られるようになっている。
2018年に釣れた魚にキダイが上げられる。5月頃から晩秋まで盛んに釣れたが、それ以後はどこに移動したか、手こぎボートで釣れるところからは姿を隠した。チダイも時たま釣れるが、キダイ・チダイ共に30センチ近いものも釣れるのが嬉しい。沖の定置網最先端付近でねらって釣りをしている人もいる。
次回も釣れている魚を紹介したい。