2021/07/02 雨が続き,釣行できない。

ボート釣りは、雨が難敵だ。

夏場でも水深があれば、アマダイは釣れる。

相模湾の釣りでも、秋口からはアマダイ釣りがさかんになる。夏場は、鰹やマグロ等の他にも様々な魚が、船釣りの対象となるからだろう。網代でのボート釣りでは、年間を通して、アマダイが釣りの対象になる。養殖生け簀の周辺から沖の定置網周辺まで、さらには定置網の沖合いまでと、釣れる範囲はとてもひろい。多賀方面も魚礁跡から沖合いに掛けて、とても広い範囲で釣れる。ホテル下の岩場やゴロタ石があるところでも、時々釣れる。網代でも高級魚として名が通っている。以前は、浅場でも大型のものが釣れたが、最近はかなり深いところでないと釣れなくなった。

資源が回復することはあるのだろうか。

釣りの道具も、次々と開発され、仕掛けや糸やリールや竿も、以前とは比べものにならないほどよいものが、入手できるようになった。船着き場からあまり離れていないところでも、大物が釣れた時代が懐かしいが、やはり環境の変化に左右されてのことだろうか、近場でもつれていた魚たちも、結構沖まで漕ぎ出さないと釣れなくなっている。澄んだ海水や潮の香りの強さも味わうことができなくなって、淋しさが増す。

流れているゴミが気に掛かる。

釣りをしていてつらいのは、流れているゴミを見ることだ。プラスチックの袋ゃバケツ、ペットボトルや発泡スチロール、ロープの切れはしやお菓子の袋など,様々なゴミが流れている。取れるものはタモですくって持ち帰るようにしているが、よい気分ではない。海底を想像するが、きっと汚されていると、想像することができる。初島に渡ることもあるが、途中で見る澄んだ海水はとても美しい。沿岸周辺の海の澄み具合や色彩も、以前とは比べものにならないほどきれいではなくなっている。夜になると沿岸の岩場でもトビウオが飛んだことを思い出す。

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