2021/07/03 大雨警報が発令されている。
昨夜から続いた大雨で、警報が発令されたが、海の様子はどうなったのだろう。
大雨の後の海の様子を見極めたい。
ここのところ雨の日が多いが、網代の海の状況はどうなっているのだろ。例年は、赤潮が発生することが多く、状況としてあまり期待できない。川から入り込む真水には、森林の栄養がたっぷり含まれており、植物プランクトンの爆発的な繁殖を促す。もちろん、その後にこれを捕食する動物プランクトンも、大量に増えることから、赤潮が起こる。いったん増えたプランクトンも、夏の強い日差しを浴びるころには死滅して、海もきれいに澄んだもとの海水に変化する。熱海や伊豆山では、土砂崩れが起こったようで、被害の状況が心配だ。安定して釣りができる状況になって欲しいものだ。
上物の回遊する時期は楽しい釣りができる。
回遊する魚の種類や大きさを期待しながら過ごすのは、楽しいものである。ワカシや石鯛の稚魚が見られる時期になった。台風や大雨の後は、思いも寄らない魚の群れを目にすることもある。カマスやムロアジが入ってきたこともあったし、エチビゼンクラゲかビゼンクラゲかわからないが、食用クラゲが大量に流されてきたこともあった。弱った巨大なマンボウが浮いていることもあった。荒れた後の海では、新しい体験ができるものだ。
小さかった真鯛も、少しは育ったか。
船着き場からあまり離れていない場所にあったブイの底には、魚礁となるものがあり、現在も、ところどころに設置されたままになっている。春先から、手のひら大の真鯛が、よく釣れたのが印象に残っている。魚礁が残っていれば、サバやアジのほかオオモンハタやクロダイも、例年のように釣れるのではないかと期待している。水温が上がると、ワラサやシイラも同じ場所で釣れるようだし、道具を工夫して大物にも挑戦してみたい。