平成27年1月5日(月)於 網代 船宿 内田丸 午前7時~午後2時30分 大潮
初釣りは、いつものように網代のボート釣りで始まった。朝方は風もなく、絶好の釣り日和となった。早朝は北の風だったので,内田丸設置のブイから沖の定置網に向かって流した。水温はこの時期にしてはやや高めで、潮も澄んでいた。甘鯛には好条件で釣果に期待して仕掛けを降ろした。
仕掛けはいつもの通りで片天秤のカゴ釣り、重り負荷35号と40号、ハリス2号2.5メートルの三本針。餌はこませアミとオキアミで、オキアミの房掛けで釣った。クッションは50センチのものと1メートルのものを使用した。いつものように潮の流れに合わせて、カゴが着底してから1メートルから3メートルの間を探り釣りした。
今日もブイから沖の定置網へと流したが、白灯台から定置網の間で甘鯛がよく釣れた。タマガシラやトラギス、笹の葉ベラも混じったが、イトヨリやムシガレイも釣れた。干潮時間を少し過ぎた潮の変わり目で、大型の甘鯛50センチ1.6キロのものが上がった。50センチ弱のものはシーズン中に数枚上がるが50センチ越えはめずらしい。
やや岸よりの定置網より手前100メートルのところで2枚上がった。
沖の定置網周辺で、甘鯛の他鰺やうまずらハギが釣れた。昨年は多賀と定置網の中間地点で大鰺がよく釣れたが、午後からの流しでは全く当たりが無かった。
船宿の話では、今年は水温がまだ高いので甘鯛やイトヨリがまだ釣れるという話であった。水温が安定していれば今後もねらえそうである。ちなみに定置網の中間地点付近でイナダを釣っていた人がいた。ルアー、ジギングで大鯛やワラサをねらうのも面白い。
1月14日(水) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時30分~午後3時 小潮
風もなく穏やかな日だったが、朝から潮が動かず釣果は芳しくなかった。お昼を過ぎて12時半になってやっと甘鯛が釣れた。午前中はタマガシラやサクラダイ、それに小さなエソが掛かるだけだった。10時過ぎに満潮になるので、潮の変わり目で釣れるだろうと思っていたが、当たりはなかった。前回甘鯛がよく釣れた沖の定置網前を丹念に探ってみたが、ベラなどの小ぶりのものしか釣れなかった。
昼過ぎて定置網の中間地点を流して甘鯛2匹、イトヨリ、小型のホウボウが釣れた。ホウボウは放流し大きく育つことを期待した。船宿の話では昨日までは小鯖や鰺が内田丸設置のブイでも釣れていたそうだ。また、10、11日は甘鯛が浅場でよく釣れていたという話だった。