2021/06/23 釣れるハタの仲間にも変化がある。
ひとむかしまえは、マハタがよく釣れた。
比較的浅いところでもよく釣れた。
以前は湾内で、マハタがよく釣れたが、最近よく釣れるハタはオオモンハタだ。沖の赤灯台手前で、良型のマハタが釣れた、生き餌を使うと大型のものまで釣れた。沖の定置網から伸びたロープの終点付近が、よいポイントだった。最近は小型のアマダイなら釣れることもあるが、マハタの姿はなかなか見られない。これに替わって、よく釣れるようになったのが、オオモンハタだ。以前設置されていたブイ周辺でも、良型のものがよく釣れた。6月ころから冬場まで、水温が安定さえしていれば、釣りの対象魚となる。生き餌でなくても、オキアミ餌で釣れるのでありがたい。
食味のよい魚なので、釣れた後も楽しめる。
「まきこぼし」で、鯛やイナダやウスバハギをねらっているときに、オオモンハタは比較的浅いところでもよく釣れた。大量に掛かるわけではない魚だが、大型のものが一匹釣れれば、よいおみやげになる。べた底で釣れることもあるが、「まきこぼし」なら底から2,3ヒロ上でも充分釣れる。あぶらののりもよく、食味のよいのがこの魚の最大の魅力である。海底には、多少の石があるか、魚礁が入っているのではないかと予想している。そんな場所に当たると釣れる魚ではないかと思う。
小さいものなら6月くらいから釣れる。
ハタの仲間は水温の高い海に生息するのが、一般的だ。網代でも6月ころから掛かりだし、年明けの水温が低下するころまで釣れ続く。竿釣りで掛かるものは、大物は多くなく、海底に近いところで釣れることが多かった。定置網のロープが固定されているあたりが、よく釣れた場所である。小型のものと、大型のものとでは、体表の模様がかなりちがう。