2021/01/20 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前8時~午後3時 中潮
久しぶりの海はうねりが高かった
1か月ぶりの釣行とあって、海の様子がつかめない。午前中はうねりも高く、沖にもでられないので、内田丸設置のブイで釣ることにした。沖側の先端に係留して「まきこぼし」で釣り始めたところ、小鯛が立て続けに釣れた。潮が止まると当たりがなくなり、餌が着いたまま上がってきた。しばらく粘ったが釣果が伸びず、風がおさまったところで沖へ出た。甘鯛をねらって水深80メートル前後を流し釣りしてみたが、ミシマハナダイが釣れただけだった。
いつも釣れるキダイが当たらない。
定置網の沖合いではキダイやチダイがよく釣れたが、今年は全く当たらない。赤ボラが顔を出すので甘鯛も釣れていいはずだが、当たらない。潮が上げてきたときの方がよいのだろう。風がなく上げ潮の時に再度挑戦したいものだ。ミシマハナダイはたいてい同じ場所で釣れる。定置網に着いた貝やフジツボを捨てていた場所でよく釣れる。色鮮やかで独特の美しきがある。
再度ブイに戻ってイナダを上げる。
甘鯛が釣れないので、再度ブイに戻って「まきこぼし」で釣ってみた。良型の真鯛はいっこうに釣れず、小型のものが頻繁に当たった。海も落ち着きベタ凪となって、終了間際にイナダが釣れた。これから潮が上がる時間帯での嬉しい当たりだった。鋭い当たりで引きも強かったので慎重にたぐり寄せた。隣のブイで釣りをしていた二人連れは、カワハギとウスバハギを上げていた。年を越えてウスバハギが釣れるのも珍しいことである。やはり相当水温が高いのだろう。