2021/06/10 相模湾の遊漁船に乗船して。
油壺や芝崎、平塚や大磯、真鶴や湯河原、網代や須崎など遊漁船での釣りは楽しかった。
思い出に残る遊漁船での釣り。
油壺へは、メバルやカワハギ等の魚をねらって、よく出船した。芝崎では、アジやクロムツやメダイをねらって、船に乗った。大磯の仕立船で、石鯛の数釣りができたのも印象深い。平塚や早川は、多種多様な船釣りを楽しんだ。大イサキを釣らせてもらった真鶴や真鯛の大物を釣らせてもらった湯河原も懐かしい。須崎へはブリが釣れていたときにはよく通った。網代は現在でも、ボート釣りのホームグランドで、年間を通して通っている。
老いた漁師の姿も見ることもなくなり、淋しさもつのる。
山立てや流しのうまい漁師さんは、それぞれの港にいたもので、大磯の船宿は6か月先まで予約が入っていることもあった。真鶴も80歳を過ぎてもお客さんを取って釣らせていた、うまい漁師さんがいた。網代の内田丸の兄弟のおじいさんも、腕のいい漁師さんで、いつも満足のいく釣りをさせてくれた。現在の船長も、亡くなったお兄さんも、網代のことを知り尽くした、凄腕の漁師だ。
手こぎのボートでも大物が釣れる網代の魅力。
水深があるせいだろうか,岸からさほど遠くないところで、大型の魚が釣れるのが、網代の魅力である。真鯛やヘダイはもちろん、ワラサやイナダもつれる。夏場はシイラが釣れるし冬場は甘鯛の大物が釣れる。黒鯛やオオモンハタなども、年間を通して釣れるようになり,女性や子どもでも大物を釣り上げている。夏から秋にかけては,釣れる魚種も豊富で、誰もが楽しめる海となる。