10月10日(土) 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前7時30分~午後3時 中潮

 知人と二人で久しぶりの釣行となった。この日は釣り人が多く、ブイ周辺に20艘、多賀の魚礁周辺に10艘程度と網代の海は盛況であった。最初はブイに係留できないので丸い生け簀の周辺でイトヨリをねらうことにした。先客が2人ほどいたがブイに係留していたので、流し釣りでねらうことにした。

 一日曇天で気温も高くはなかったが、風が無く一日流し釣りが出来た。一投目からイトヨリが掛かり、2投目もすぐ当たりがあり大きめのイトヨリが上がってきた。カメラを忘れて一旦船宿に戻ったが、その後も終日イトヨリが釣れた。沖の白灯台の横100メートルから○生け簀の先端付近を中心に釣った。

 午後1時まで釣って、大小混ぜてイトヨリが30枚ほどタマガシラ、エソ、笹の葉ベラ、カサゴや鬼カサゴは小ぶりのものしか釣れなかった。甘鯛が1匹、1時頃になって丸ソーダが3匹釣れた。

 2時間ほど石鯛とヘダイをねらって,養殖生け簀のところで「まきこぼし」を試みた。先客が1人、朝から釣っていたそうだが石鯛もヘダイも釣れなかったそうで、50センチほどの真鯛が釣れたが、すくったときにタモのへ先が折れて逃がしてしまったと残念がっていた。今年釣れているヘダイは例年になく小ぶりで、数も上がらないとのことだった。ここでは何も釣れなかった。

 船宿に戻るとブイに係留していた人が釣果を見せてくれた。ソーダ鰹で、丸と平をあわせて30匹ほど釣っていた。沖の定置網周辺を流していた人はマルアジとイトヨリを上げていた。

10月19日(月) 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前6時30分~午後2時30分 小潮

 朝方は北東風が強く海は荒れていた。いつものように,内田丸設置のブイで釣り始めた。先客がすでに三艘、早くから釣りに来ているようである。先端に係留して釣り始めた。仕掛けを投入してすぐ小鯖が釣れた。二投目はソーダ鰹にイトヨリが釣れた。三投目から鯖フグの猛攻に遭い、仕掛けを投入しても投入しても針やハリスを切られてしまった。相当数仕掛けをとられたので、沖の定置網前に移動した。

 前回はここでイトヨリが多く釣れたが、今回は小鯖やタマガシラやアオアジが釣れた。こませが流れると、すぐに鯖フグが集まって仕掛けをとられた。鯖フグの猛攻で嫌気がさして、沖の定置網の先端からさらに沖に移動した。水深60メートルから65メートルを流し釣りした。ここではトラギスが釣れただけだった。うねりが強く恐いくらいだったので、早々に浅場に移動した。

 午後からは「まきこぼし」でヘダイと石鯛をねらったが、カワハギの当たりがあるだけで何も釣れなかった。船宿では水深60メートルで大鰺が大漁だったようである。今回は鯖フグの猛攻で釣果は上がらなかった。


鯖フグ

10月27日(火) 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前6時30分~午後2時30分 大潮

 この日は朝から南風が強く,沖に向かって強い風が途切れることもなく吹き続けた。仕方なく内田丸のブイで釣ることにしたが、いつも釣る場所は先客がいて係留できなかった。先端より2番目の場所に入り仕掛けを投入した。20センチ弱の中アジが2投目に上がって良い感じだったが、すぐにフグが集まり仕掛けを切られてばかりだった。

 その後移動して、円形生け簀に係留した。ここでも中型のアオアジが釣れたが、またぞろフグが集まり仕掛けがとられた。フグのいないところをねらって、養殖生け簀に係留し、久しぶりに真鯛をねらって「まきこぼし」でアタックしてみたが、カワハギの餌取りばかりだった。タマガシラやエソや笹の葉ベラ、ソーダ鰹が掛かったが、真鯛の当たりはなかった。

 その後もあちらこちらに移動したが当たりが無かった。午後2時頃になって、やや風が落ち着いたので、白灯台周辺を流して、やっと甘鯛2匹が釣れた。同じ場所で甘鯛2匹が立て続けに釣れた。1匹は40センチオーバーの大型のものだった。

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