2021/06/09 コロナ状況下で、引きこもりの毎日。

海藻が繁茂する冬場では、網代の船着き場で「はばのり」が見られたり、テトラポットには、ワカメがついているのをよく見かけたりした。

ホンダワラの仲間が繁茂していたところでは,アイゴがよく釣れた。

水温が高くなる夏場は、海藻も夏枯れとなり、石や網に付着するものも見られなくなる。港の出口付近に見られる「あまも」も少なくなっている。海藻の繁殖が稚魚を育てるのに必要な条件で、環境を整えていかないといけないと教えられた。網生け簀や沖の定置網にも海藻が繁茂して、そのしたに潜んでいる黒鯛やメバルの姿を、よく見かけたものである。網生け簀の周りに、アイゴの群れが大量に見られたのも一昔前の話だ。入れなくなった網生け簀周辺で、ワラサやヒラメや石鯛や真鯛が、よく釣れた。シマアジの幼魚も数釣りできたし、マトウダイもよく釣れた。

養殖生け簀の撤退がとてもさびしい。

長い間ホームグランドにしてきた者にとって、網代の漁業が縮小していくのはさびしいものである。軒を連ねた干物屋さんや活気のあった魚市場の様子が、目に焼き付いている。定置網の数も今より多かったし、遊漁船の数も多かった。簡単なサビキ釣りでも真鯛や石鯛・イサキやカイワリは釣れた。沖の定置網周辺では,大型のカワハギやウマヅラハギが掛かったし、網生け簀周辺では、手のひら大のカワハギが百匹単位で釣れた。

資源の数が少なくなると,個体の大きさは小さくなると言う。

最近釣れるカイワリやソーダ鰹の大きさが,めっきり小さくなったように感じる。数年前と比べると、ソコイトヨリの大きさも、ずいぶん小さくなった。資源の枯渇がおこっているのだろうか? 長年、内田丸設置のブイに係留して、釣りを楽しんできたが、ムロアジやカマスが湾内に入って大釣りできたことやオアカムロアジが釣れたことなど、ずいぶん昔の出来事のように感じる。

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