2021/09/03 釣れる場所も微妙に変化している。
温暖化の影響があるのか、ブイがなくなったせいか。
ブイの設置がなくなって残念だ。
内田丸設置のブイも数が少なくなり、根に着いていた色々な魚も釣りづらくなっている。以前は、真鯛やイトヨリ、カイワリや石鯛などもよく釣れた。上物のソーダ鰹やサバも大量に釣れたのだ。生き餌を付けて、置き竿にしておけば、ヒラメやアカエイもよく掛かった。いつも安定した釣果が見込める釣り場であったので、とても残念だ。アンカーを落として釣る場合、風が吹くと、流されるし、根を見つけるのも難しくなった。親子連れのお客にとっても条件は悪くなったし、増えてきた女性客にとっても釣りの環境が狭まった。
最先端は良型のイトヨリが釣れた。
それほど沢山のブイがあったわけではないが、ブイの最先端では、いつも型のよいイトヨリが釣れた。定置網周辺で釣れるイトヨリと同程度の型のよいものが掛かることが多かった。真鯛は手のひら大のものであれば、いつでも釣れたし、1キロ程度の真鯛もよく釣れた。イナダもこの時期になると結構な数を上げることが出来たし、カンパチもそこそこ釣れた。ウスバハギがあつまりだす前は、面白い釣りが出来たのだ。
鯖フグも大型のものが釣れる年があった。
面白いもので、網代の海の状況も少しずつ変化している。釣れる魚にも変化があるし、港の環境も変わってきた。養殖生け簀の数が減少したことも有り、撒き餌をする漁師さんの姿も見かけることが少なくなった。大漁にいた小魚も見かけなくなって、鳥山が立つことも少なくなっている。カタクチイワシの群れが、湾内のあちらこちらに見られたのも、一昔前の話となっている。定置網の周りにキビナゴが群れていたときには、それをねらって、ワラサやぶりが食い上げる姿が見られたものだが、定置網周辺にはキビナゴがいなくなった。わずかに、多賀のホテル前にその姿を見ることが出来る。