少しずつ海の様子も変わってきているのか、釣れる魚も変化が見られる。ホウボウが大量に釣れた年やソコイトヨリやムシガレイの当たり年、そしてカイワリの当たり年など色々あった。昨年は水温が上がると、ヤガラやサゴシが釣れることも多かったようである。
令和元年はどのようなものが釣れるのか期待が膨らんでいる。内田丸設置のブイでは2019年は年明けから真鯛がよく釣れている。800グラムから1キロ程度の良型のものがそろうこともあるが、手のひら大の小鯛はよく釣れて、型を見ないことはない。親子ずれのお客も時折見かけるが、比較的簡単に釣れるので楽しそうである。
沖の定置網周辺は水温の上昇に伴って、小魚の群れが接岸するので、おお鯖、おおアジが釣れるようになる。定置網の沖合いではシイラや甘鯛、キダイやチダイもよく釣れる。夏場になると、鰹の群れだろうか、水色に光る魚体を水面上に表して、あまりの美しさに目を奪われる。
水深のある沖合いでは、甘鯛や鬼カサゴが釣れるが、大ものが掛かると糸切れもある。5月初旬の仕立てでは49センチの甘鯛が釣れた。ボートでも50センチを超える大ものを釣ったこともあるが、柔らかめの竿でないと糸切れを起こす。
江戸時代より網代の魚は献上品として使われていたようで、魚種が豊富な上に高級魚も数多く釣れていたようである。
「はてなブログ網代の船釣りボーとつり情報」釣れなくなった魚たち、釣れるようになった魚たち2から7までも参考にして欲しい。