2月2日(月) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時半から午後2時半 大潮

 風もおさまり穏やかで、ボート釣りには絶好の条件だった。朝方は沖の定置網の手前水深50メートルを流し釣りした。大型の甘鯛が潜むところで、期待して流したが全く当たりはなかった。釣れたのはムシガレイでここで3匹あがった。潮が動かないときはカレイが釣れることが多い。

 仕掛けはいつものように片天秤のカゴ釣りで、重り負荷35号と40号、ハリス2号3メートルの3本針。付け餌はオキアミで,カゴの中に八分目アミこませを入れた。午前中の引き潮までは、ある程度水温もありよさそうに思えたが、潮の動きが緩慢で、小型の真鯛やサクラダイしか掛からなかった。

 12時近くになって多賀と定置網の中間地点まで移動。水深65メートルから50メートルを流し釣りした。鬼カサゴとカイワリが1匹掛かったが後が続かず、定置網の中間地点から定置網に沿って流すことにした。笹の葉ベラやトラギスがよく釣れたが、甘鯛2匹とムシガレイも釣れた。

 船宿の話では、ここのところ潮の動きが悪く、釣果は期待できないという話だった。鰺や小鯖が内田丸設置のブイで釣れることもあり、潮しだいで釣果は変わると言うことだった。甘鯛も釣れたり釣れなかったりとむらがあり、釣れるときは7,8匹は釣れるという。甘鯛の数はやや小ぶりながら例年より多いのではないかという話だった。

2月16日(月) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時半から午後2時半 中潮

 やっと風のない海になった。午前中は沖の定置網前を流し釣りした。潮の動きは良くなかったが、イトヨリとムシガレイが掛かった。船宿の話では、潮が変わり濁りが入って、急に魚が釣れなくなったという話であった。朝方はそれでも水温の高いところもあり中型のソコイトヨリが6匹釣れた。

 定置網の周りで甘鯛をねらってみたが、全く当たりはなく、タマガシラやトラギスが掛かるばかりだった。定置網から出るロープを固定するために、砂袋や石の入った袋が投げ入れられているが、その周辺が魚の良いすみかになっている。秋から冬は甘鯛やイトヨリが掛かるし、春から秋までの水温の高い内は、真鯛やイナダ、鰺鯖などの上物もよく釣れる。この日は本当に潮が悪く当たりらしい当たりはなかった。

 定置網周辺から多賀と定置網の中間地点に移動した。西から東に向かって緩やかに潮が流れ、ここでやっと甘鯛と鰺が釣れた。水深60メートル。潮の動きは悪く、風も穏やかだったのでヒメコ鯛やカサゴ、小ぶりのキダイが釣れただけだった。いつものようにカゴ釣りで、重り負荷40号、ハリス2号4メートルの3本針と重り負荷35号、ハリス2号3メートル3本針のものを使用した。

2月28日(土)於 網代 船宿 内田丸 午前7時30分~午後2時半 長潮

 朝の内は北からの風が強く、予報に反してシーアンカーを使わずにはいられないほど荒れていた。その後、南風に変わっても風が強く12時頃にやっと風がおさまった。水温も極めて低く14度にとどくかとどかない程度だった。

 午前中にイトヨリと小ぶりの鬼カサゴ、午後から型の良い鬼カサゴが掛かった。急激に水温が下がったせいか,いつも顔を出す小物すら掛からなかった。土曜と言うことで人も多かったが、沖に出た人は釣果はひどかった。比較的浅場をねらった人は甘鯛やムシガレイ、小鰺を数匹釣っていた。

 仕掛けはいつものようにカゴ釣りで、風が強かったので重り負荷40号、ハリス2号4メートル3本針で釣った。
 これからは天候も安定しないので、釣れる日とそうでない日があり、ボート釣りもむつかしくなる。3月は生き餌を使ってカサゴやヒラメをねらうのも面白い。

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