5月25日(火) 自宅にて、網代の海に思いをはせる。
水温が上がると徐々に魚種も増え、釣れる魚も多くなる。
上物の回遊が見られる時期になり、鰯の群れも接岸する。
この時期には、鰯の群れや小鯖の群れの回遊がみられ、時折大型魚の姿も見ることができた。以前には、沖の定置網周辺にキビナゴやトウゴロウ鰯の群れが定着していたので、それをねらっ食い上げる大型魚の姿を、よく見かけたものである。定置網にワラサの群れが入ったと言う話は頻繁に聞いたものである。
ソコイトヨリやアジが、近場で釣れるようになるのもこの時期からである。
養殖生け簀にそって流し釣りしたり、以前設置されていたブイに係留したりして、よくアジを釣ったものである。もちろんソコイトヨリもかなりの数を上げることができた。水深が30メートル前後ある場所なので、潮の動きさえよくなれば、頻繁に当たりがあったのを思い出す。1キログラム程度の真鯛もよく釣れたが、今年はまだ、手のひらサイズのものしか釣れていない。そろそろ型のよい真鯛も釣れるだろう。
船宿の話では、鬼カサゴの当たり年ではないかということだった。
風の強い日が多いせいか、沖目を流す日に恵まれないが、釣果情報に寄れば、鬼カサゴが結構釣れている。船外機付きのボートでねらっている人たちは、生き餌を使ってかなりの数を上げている。それほど水深のないところでも釣れており、近年にないことである。ヒラメやマトウダイも釣れるので、釣行するときには生き餌を準備したいものである。