2021/05/18(火) 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前8時~午後2時45分 中潮
二ヶ月ぶりの網代の海で、様子がわからないまま出船した。予報に反して、朝から西寄りの強い風が吹き、沖へは出ないようにと、船宿から注意を受けた。
思ったより水温は低く、上物の姿が見られない。
いつもより遅い出船となったが、到着前まで、白波が立つほど強い風が吹いていたと聞いた。仕方がないので養殖わかめのブイにボートを着けて釣ることにした。以前のようにブイが設置されておらず、寂しさはあったものの何とか釣りができてほっとした。船外機を付けたボートも、岸寄りのところに集まって風の弱まるのを待っていた。竿釣りはせずに「まきこぼし」で釣ることにした。
養殖生け簀も撤去され、縮小されていく網代の海にさびしさを感じた。
11時半近くなってやっと風が弱くなった。それまでは「まきこぼし」で釣ってみたが、手のひら大の真鯛が12匹釣れただけで、他の魚の当たりは全くなかった。着いた時には、満潮から下げ潮に掛かったときで、納竿まで引き潮で、条件はあまりよくなかった。風の弱いときに、沖の定置網まで行ってみたが、すぐに風が強くなって、元の位置に引き返した。最近よく釣れる魚に「ちかめきんとき」の仲間がいる。地元では「だるまきんとき」とよばれているそうだが、図鑑で調べてみると「くるまだい」とあった。風がおさまっていれば沖を流してみたいものである。沖で釣れたのは「だるまきんとき」1匹だけだった。