基本の仕掛け

 網代でのボート釣りは「カゴ釣り」か「まきこぼし」で釣ることが多い。マルイカやアオリイカをねらう場合はイカテンヤを使うが最近は数が出ないのでほとんどねらわない。タコも釣れるがやはり数が出ないので最近はねらうことがない。ちなみに、タコテンヤを使うが、餌はアメリカザリガニか真鰯の一匹掛け。

 カゴ釣りは重り負荷25号から50号を使い分ける。ハリスは2号から8号を使い分ける。シイラやエイは8号、石鯛やヘダイは4~6号、ほとんどの魚は3号から3.5号で釣る。

餌はオキアミ、生き餌(鰺か鰯、小ぶりのヒメジ)、切り身(鯖)。一般的にはアミこませにオキアミを付けてのカゴ釣り。

 カゴ釣りの場合、ハリスは4メートル。カゴから1メートル取りスイベルを付ける。それに全長3メートルのウイリーを結ぶ。オキアミを付けるときは二匹掛けか房掛けにする。オキアミが小さめならば房掛けがよい。たな取りは、ボートの流れに合わせ調整するが、冬場で潮の流れが速いときは「カゴ」の位置が底から2.5メートル。潮の流れが緩やかなときは、底から3から4メートルにするとよく当たる。カイワリやイトヨリ、真鯛や鰺は「カゴ」の位置が底より6から8メートルでも当たる。水温の上がる初夏から11月頃までは底から10メートルを探ると良い。イナダ、鯖、鰯や鰺などの上物はシャクリでかなり上で掛かることも多い。

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