4月12日(土) 於 網代 内田丸 午前6時30分~午後2時半 中潮
天気予報では網代は風もなく一日穏やかとの情報で、内田丸よりボート釣りに出た。朝方は、沖に向かって風が緩やかに吹いていた。沖の定置網に向かって流し釣りした。カゴ釣りでハリス2号4メートル3本針、重り負荷40号、餌はオキアミの房掛け。
定置網の周辺でイトヨリ、トラギスが数匹ずつ釣れた。当たりがほとんど無いので、多賀の沖、水深80メートルの所へ移動。通常なら甘鯛、イトヨリ、大鰺、キダイ等が釣れるところだが、この日はいくら流しても、全く当たりがなかった。
沖の水温が低く14.5度で、植物プランクトンの藍藻が道糸やハリスにべったり付着し、糸を巻き上げるのも大変だった。沖メバルが数匹釣れただけだった。帰り際、内田丸設置のブイに付けて糸を垂らしたが、全く当たりがなかった。水温は16度あり、船宿に戻って話を聞くと、午前中は小ぶりのイトヨリが出ていたと言う話だった。
4月29日(火) 於 網代 内田丸 午前7時~午後2時半 大潮
午前中は風もなく穏やかで、シーアンカーを使わずに釣りができたが、水温16度で低水温だったし、正午近くまで潮が動かず赤ボラが数匹釣れただけだった。内田丸設置のブイ、沖の定置網周りでは当たりがなかった。
仕掛けはカゴ釣り、ハリス2.5号4メートル。重り負荷35~40号で三本針。オキアミの房掛けで流し釣りをした。甘鯛やムシカレイが釣れたのは、多賀と沖の定置網との中間地点。小ぶりの甘鯛や赤ボラが釣れたのは、水深70メートル。44センチの甘鯛が釣れたのは水深80メートルだった。
魚が釣れだしたのは正午近くになって、干潮から上げ潮になってからだった。甘鯛が釣れはじめたが、風が強くなり沖にはらい出したため、危険を感じてすぐに生け簀へ戻った。昨年はこの時期に石鯛の大型が釣れたので、しばらく「まきこぼし」でねらってみたが、全く当たりがなかった。