2021/07/09 釣りができる場所が狭くなった。
餌が豊富にあったころが懐かしい。
養殖生け簀が増えないのだろうか。
網代の養殖生け簀も、年々数が減っている。魚市場も縮小され、昔ほどの活気がないのが、残念でたまらない。相模湾全体の様子を見ても、活気に満ちた浜の様子は感じられなくなっている。釣り人も少なくなっているのだろうか。早川や真鶴、江ノ島や葉山からも、釣り船に乗って、釣りに出かけることも多かった。倉庫の中には、昔使っていた古ぼけた釣り竿が、ぎっしり詰まっている。平塚の須賀港や須崎から出船したとき使った太めの竿も、今でも捨てずに残っている。エチオピアやバラムツを釣っていたころが思い出される。
ヘダイが釣れる時期。
ヘダイが釣れる時期ではあるが、釣れる場所で釣りができないのは、残念なことである。石鯛釣りと同じ餌の「カラスガイ」を使うので、どちらも釣れるのが、魅力だった。専門にねらっている人もいて、ハリスの太さや餌の付け方などは、教えていただいてうまくなった。数多く釣れる場所が決まっていたので、場所が確保できるとうれしかった。養殖生け簀の沖よりは、ヘダイも釣れたが、石鯛やイシガキダイのほか真鯛やニザダイ等もよく釣れた。
ブイのあった位置でも石鯛やメジナ釣れる。
ヘダイは網生け簀周辺でないと掛からないが、石鯛やメジナは、ブイのあったところでも掛かる。メジナを専門にねらうなら、多賀方面へ漕ぎ出す方が、数が出る。以前は、小さな根のあるところに当たれば、石鯛もサビキで釣れたが、今はどこで釣れるか皆目見当がつかない。釣りの対象魚を増やす方法はないものだろうか。献上品の魚が、江戸まで届けられたと言う歴史もある。網代の海を大切にしたい。