2021/06/29 魚市場のすぐ前で、エゾイソアイナメ(どんこ)は釣れるのだろうか。
今でも釣れているのだろうか。ドンコやカサゴ。
30センチ程度のものも釣れることがあった。
友人の会社の別荘が網代にあったので、魚市場前の船着き場に夜釣り出かけることがあった。水深は浅くて3から4メートルしかなかったが、真下に下ろしただけで、魚は釣れた。よく釣れたのがエゾイソアイナメで、あまり大きいものは掛からなかった。それでも、魚市場前を釣り歩くだけで、結構な数があがった。ときたま中層で、メバルが釣れたり、冬場では30センチ程度のカサゴが釣れたりもした。よき時代だった。ここで釣れるゴンズイは、餌が豊富にあるせいか20センチ程度のものが釣れた。地元の人は、蒲焼きにしたり、椀種として利用していたようである。背中のとげが毒針なので、扱いには注意が必要だが、食味は大変よい。
潮の動きが悪いと掛かるトラギス。
結構な水深で釣れるのがトラギスだ。潮の動きが悪い時には必ずと言っていいほど顔を見せる。手のひら大のものが釣れれば、天ぷらにして食べると、ほんもののキスにまけないほどの味がする。かえって肉厚なので、好んで食べる人も多いと聞く。釣れるトラギスも数種類いるようで、形状も異なる。生き餌として利用できないかと、何回か使ってみたが、よい反応は得られなかった。生き餌として利用価値の高い魚は、ヒメジが一番で、ついでササノハベラの仲間たちである。
ロープの付け根や捨て石や捨てた牡蠣が、魚礁になっている。
簡易魚探で探ってみると、ロープの付け根や捨てた牡蠣などが、よい魚礁になっていると思う。たいていその場所を流すと魚が釣れる。一番よく釣れるのは沖メバルで、針掛かりすることも多い。カワハギもいて、針を取られることも多いが、殆ど釣れない。カワハギに合った仕掛けをつかっていないせいだろう。カワハギの集まる多賀のホテル前で専門にねらっている人も、時折見かけることができる。