5月6日 月曜日 於 真鶴 ふみ丸 午前5時30分から
4月29日に網代に釣行したが、水温が安定せず、釣果はふるわなかった。水温の安定していることを期待して真鶴港より石鯛釣りに出かけたが、水温は低く300グラム程度の石鯛1匹の釣果となった。定置に付けての釣りで、大型のイサキは出るとのことでイサキの「シャクリ」を試してみた。45センチの大型イサキ、メジナは釣れた。
5月16日(木) 於 網代 内田丸 午前6時~午後2時
この日は潮が澄んでいて、水温も低かった。船宿の話では、ここ二三日はあまり釣れていないと言うことであった。しばらく前までは、港いっぱいに鰯が入り込んで、かなり型の良いヒラメが上がったそうである。内田丸のブイにボートを付けてカゴ釣りを試したが当たりはなく、沖の定置網付近で流し釣りをした。子鯖かソーダ鰹の群れが水面ではねている様子を見かけた。時折それをねらって大型魚が回ってきて水面で音を立てて捕食している様子をみかけた。定置網には、ヒラマサが入っているとのことなので、ヒラマサが小魚を追っているのだろう。今日の釣果は芳しくなく、カサゴ、アヤメカサゴ、イトヨリで型も小ぶりのものばかりであった。ムラサキイガイを使って、石鯛にも挑戦したが、小物のあたりがあっただけだった。
5月21日(火) 於 網代 内田丸 午前6時~2時半
この日も早朝は潮が澄んでいて、思ったほど水温が上がっていないのではと心配したが、内田丸設置のブイ付近の水温はやや低めであったが、沖の定置網周りは比較的水温は上がっていた。表層の水温を確かめながら暖かな潮が流れているところをねらってボートを流した。カゴ釣りでハリス2.5号ウイリーで釣った。48センチ、40センチの甘鯛ほかイトヨリ、真鯛、ソーダ鰹、その他小物もたくさん釣れた。潮の水温が高めの所では、鰯のナブラが見られ、シイラとヒラマサが鰯を追って水面近くをはねていた。ルアーでシイラを釣っていた人もいた。
定置網周りでも、この日釣れたポイントは、沖の堰堤と定置網の間で、冬場も大物が釣れる堰堤の先100メートル付近であった。上げ潮にのって南から北に流して釣った。甘鯛もイトヨリも大型のものはここで釣れた。定置網の一番沖では、ソーダ鰹が釣れた。本来ならこの時期に大型の鯖が釣れるのだが鯖の姿は見られなかった。ここでも甘鯛は釣れたが小ぶりのものだった。水温は高いところで20度程度あった。
5月31日(金) 於 網代 内田丸 午前7時30分~午後2時30分
午前中から「風がやや強め」という予報で心配したが、朝の内うねりが高かったものの、海も落ち着き穏やかな釣り日和となった。釣果はイトヨリとソーダ鰹が主で、甘鯛は潮に濁りが出たせいか釣れなかった。内田丸設置のブイに付けて係り釣りでは、小物のイトヨリとベラしか釣れなかったので沖の定置網付近に移動して流し釣りをした。定置網の中間地点が良いポイントなので流してみたが小物ばかりなので、白灯台に近い北側を流した。カゴ釣り、ハリス2.5号3メートルのものと6メートルのものを使ったが、6メートルのものに大型のものがついた。
この日も、生け簀の先端で「まきこぼし」を1時間試し釣りしてみたが、小物のメバルが釣れただけだった。「つゆグレ」の時期なので姿が見られるかと期待したが、全くあたりがなかった。生け簀に餌がまかれていないので魚が集まっていない。