2021/07/21 ボート釣りで使う道具。
餌はオキアミかカラス貝。
良い日差しが降り注ぐ海。
この時期になると、沖の定置網周辺でシイラが釣れる。道糸テトロン6号、ハリスナイロン8号で2メートル。針は鯛針の5,6号の二本針。餌はいつも生きアジを使っているが、ヒメジや鰯が釣れた場合はこれを使う。うまく餌をとられてしまうこともあるが、たいていは釣り上げることができる。時々1メートルを超える大ものも掛かるので、この場合は、釣り上げるまで30分程度の時間を要する。この時期から8月半ば過ぎまでが、最もよく釣れる。
ヘダイや石鯛は釣れないのだろうか。
今はできなくなったが、以前は、養殖生け簀の周りでも釣りができた。ボラやメジナも釣れたが、ワラサやシマアジもよく釣れた。生け簀も撤去され数も少なくなったが、生け簀に居着いていた石鯛やヘダイは、どこに行ったのだろうか。石鯛は元あったブイに係留すれば、釣れることもあったが、ヘダイは釣り上げたところを見なくなった。簡単に大物が釣れた時代が懐かしい。以前の話になるが、大手の水産業者が生け簀を構えていたころは、おどろくほど魚影が濃かった。
生け簀の周りにはアイゴの群れ。
養殖生け簀の周りには、アイゴの群れが見られた。海藻の食害があるのと、とげに毒があることから、釣り人が好んで釣りの対象とすることはなかったように思う。口が小さくて掛かりにくいこともあるが、食べると結構うまいと聞いたこともある。昆布締めにすると、臭みも抜けて美味しいらしい。昔の海水魚図鑑には、食べると美味と書いてあった。アイゴが釣れることも少なくなって、海の環境も変わってきたなと感じている。