10月26日(月) 於 熱海市網代 船宿 内田丸 午前7時~午後3時 小潮
久しぶりの晴天で絶好の釣り日和となった。平日にもかかわらず、内田丸設置のブイは先客でうまっており、空いているところがなかった。仕方がないので沖の定置網周辺で流し釣りを試みた。定置網横では、ジグを使ってイナダやカンパチ、それにシイラをけっこう上げていた。こちらは甘鯛をねらって、少々深場を攻めてみたが、底潮が動かないようで、アヤメカサゴとイトヨリ、トラギスとヤナギベラ等の小物が釣れただけだった。正午過ぎにブイに戻って、「まきこぼし」で鯛をねらってみた。鯛は出なかったが、鯖と良型のオオモンハタが二枚上がった。
よい時期で、青物の活性も高いようだ。
この時期でも水温が高いので、鯛はもちろんのことソーダ鰹やイナダやカンパチ、シイラも見ることができる。道具立てをしっかりしていけば、おもいもかけない釣果が得られそうだ。ウスバハギの餌取りも多いので、餌と仕掛けの工夫も考えたい。
鯖フグとキダイ・チダイの姿が見えない。
例年この時期になると鯖フグの猛襲で、ハリス切れとなり閉口するのだがいまだに姿がみられない。キダイやチダイも釣れないのが不思議に思える。温暖化による水温の上昇が、微妙に影響しているのだろうか。養殖生け簀も少なくなり、網代の様子も年々変化している。