4月6日(月) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時~午後2時半 中潮

 久しぶりの好天の情報で、網代のボート釣りに出かけた。風もなく波も穏やかで、潮も適度に澄んでいた。残念なことに雨が多かったせいか、水温が低く14度をわずかに越える程度であった。いつもなら周りの水温よりわずかに高い潮の流れがあるものだが、この日はどこも冷たい潮だった。更に悪いことに底潮の動きが悪く、こませカゴからアミこませが出る時間帯も短かった。

 最初は内田丸設置のブイから沖に向かって流した。イトヨリやムシガレイが釣れているという話だったが,全く当たりが無かった。沖の定置網まで流して探ってみたが、ここでも当たりはなく何も釣れなかった。水温が低下していて餌付かない時ほど面白くないことはない。水温は魚が餌付く最低温度15度あることが望ましい。

 沖の定置網周辺を探ったが、当たりが無かったので、海が穏やかだったので定置網を越えて水深90メートル前後の所で釣った。潮が動いたときは春の潮で流れがあり、重り負荷50号で釣った。ここで初めて当たりがあり,甘鯛とちかめ金時、フグやヒメ、赤ボラなどが掛かった。

 

 午後になって上げ潮に変わり、鯖が釣れた。後が続かなかったので、再び定置網の前を流してみたが魚の当たりはなかった。4月後半に期待してみよう。

4月19日(日) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時~午後3時 大潮

 やっと雨風がおさまったので、内田丸からボートを漕ぎ出した。いつものように沖の定置網手前から流し始めたがいっこうに当たりがないので、定置網を越えて水深90メートル辺りを流すことにした。前回はこの水深で甘鯛やちかめ金時が釣れたので期待したが、ウメイロモドキやヒメ、赤ボラ、アヤメカサゴが釣れただけだった。

 多賀方面に流れて大きな当たりがあったが、ハリス2号のいつもの仕掛けだったので力負けして、スナップの下10センチの所からぷつりと切れてしまった。顔が見たかったのでとても残念だった。ここではヒメや小ぶりの甘鯛が釣れた。

 干潮が過ぎた頃から潮の流れが速くなり、当たりが全くなくなった。水温も15度をやや下まわっていた。春潮の流れに対応できるように、60号の重りも用意していたが、干潮を過ぎて上げ始めると、全く当たりが無くなった。3月4月は潮が安定しないので、釣りにくい。浅場を攻めた人は、真鯛やムシガレイを釣っていた。

天候が安定してくれば水温も上がり、面白い釣りが出来ると思う。次回に期待したい。

4月25日(土) 於 網代 船宿 内田丸 午前7時~午後2時半 小潮

 天気も良く午前中は微風で釣り日和だった。まず最初に沖の定置網と内田丸設置のブイの間、中間地点から流し釣りを始めた。イトヨリやムシガレイが掛かる場所だが全く当たりはなかった。いつものように「カゴ釣り」で、重り負荷40号、ハリス2号4メートルの三本針。着底より2.5メートルから3メートル重りを上げて流した。

 水温は15度を超えていたが、まだ低く底潮の流れも強くはなかった。藍藻や赤潮が若干みられ、潮の状況が芳しいとは言えない。海水中にある藍藻が「ダマ」になってたくさん浮遊していた。この状態がひどくなると餌付きが悪くなる。そんな心配をしながら、定置網の沖に移動した。水深60メートルから100メートルを流したが、ヒメや赤ボラ、小ぶりのムシガレイ、アヤメカサゴや沖メバルが釣れただけだった。

 前回は良い当たりがあり、2号のハリスが力負けして切られたので、今回はハリス3号にした。重り負荷も50号と60号を使用した。船宿で写真を見せてもらったが4.5キロの真鯛が掛かったそうだ。帰りに出会ったボート仲間も、大きな当たりがあったがハリス切れして釣り上げることが出来なかったと話していた。定置網周りでは、大鯛が潜んでいるのかもしれない。

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