8月12日(火) 於 網代 内田丸 午前6時30分~午後2時30分 大潮
8月に入り風の強い日が多く、やっとボート釣りが出来た。台風の後で、釣れるものも変化しているのではないかと期待していたが、状況は変化していないという話だった。未だにソーダ鰹の顔がみられないと言うことであった。6時30分に離岸して、内田丸設置のブイを目指したが係留するブイが釣り人で埋まっていた。
養殖生け簀に移動して石鯛とヘダイをねらうことにした。餌はカラス貝(ムラサキイガイ)を使ったが、生け簀に付いていたわずかなものを付けてねらった。仕掛けは「まきこぼし」底から2メートルの位置に餌がくるように「たな取り」をした。
運良く第一投目で石鯛が釣れた。水温が台風の影響でやや低めかなと感じられたが、石鯛に丁度良かったみたいだった。
その後石鯛の当たりはなく、ウミタナゴとカワハギが釣れただけだった。ヘダイは全く当たりが無かった。餌もなくなったので、定置網から多賀に向かって100メートルの辺りを流し釣りした。水深は50メートル~60メートル。いつものように「カゴ釣り」でカゴが底から3.5メートル~5メートルにくるようにした。ハリス3号4メートル3本針。餌はアミこませとオキアミを使用した。
引き潮から上潮げにかかる時間帯にイトヨリが釣れた。潮が上げてしばらくは大鯖ばかり釣れたが、1メートルほどあるサメもかかった。水温が低めの場合、よくサメがかかる。
イトヨリは大きなもので40センチ程度あった。潮が澄んでいたので甘鯛も釣れるかと期待したが、全く釣れなかった。甘鯛をねらうなら、さらに多賀よりを流した方がよく釣れる。実績からいってもそう思う。
船宿の話では、ブイで大鰺とカイワリが5・6匹程度釣れていたということだった。
8月21日(木) 於 網代 内田丸 午前6時30分~午後2時30分 若潮
南風が一日強く吹いて、目的の場所で釣ることが出来なかった。わずかに風がおさまった時を見はからって沖へ出たが,すぐ引き返す羽目になった。定置網周りでイトヨリが数匹と鬼カサゴが釣れた。内田丸設置のブイでウスバハギが釣れた。
風が強かったので、網生け簀の先端で石鯛とヘダイをねらったが、全く当たりが無く、メジナとカワハギとウミタナゴが釣れた。今日の仕掛けはいつものように「カゴ釣り」と「まきこぼし」だった。
内田丸設置のブイでは「鯖フグ」ー地元では「こがねフグ」と呼んでいるーがここ数日前かが集まっているようで、アミこませを使うと群れてきて、仕掛けを取られることが多かった。今日は思ったような釣果はなかった。
風のない穏やかな日に再挑戦したい。
8月31日(日) 於 網代 内田丸 午前6時30分~午後2時3分 小潮
出船出来る日がきた。船宿で話を聞くと、ブイで鰺とカイワリが少し出るが、フグが多くて釣りにくいという話だった。イナダがやっと1匹釣れたと聞いて潮の遅れを感じた。未だにソーダ鰹の回遊がないという。とにかく今年は異常だ。
最初はブイで仕掛けを準備し、いつものように「カゴ釣り」で釣り始めた。第一投目、中鯖が海面から10メートルのところで掛かった。三本針の中バリが取られていた。底からシャクリで様子を見たが、やはりフグが群れているようだ。30分程度シャクリ続けたが、針が取られただけだった。
養殖生け簀の先端で、石鯛とヘダイをねらうことにして、移動した。「まきこぼし」で1時間ほどねらってみたが、雨と天候による水温の低下が原因か、当たりもな、また移動することにした。沖の定置網の手前で流し釣りをした。
定置網の手前で、45センチのホウボウとイトヨリ、鯖が釣れた。中鯖が多くなったので、移動し、多賀との中間地点で流し釣り。鯖が多かったが、小ぶり甘鯛も釣れた。鯖が多いせいか甘鯛もイトヨリもあまり掛からなかった。
大鯖の回遊があり、鯖が掛かるのでイトヨリや甘鯛が釣りにくい。また、ブイの周りには鯖フグが群れており仕掛けをとられることが多い。早く潮が安定することと真鯛やイナダの回遊が待ち遠しい。